AI画像生成を使えば、ゲームに使う背景やイラストも簡単に作れる。
以前の私はそんなイメージを持っていました。
「こんな雰囲気の廃墟を作ってください」
「ホラーゲームに使える旅館の背景を作ってください」
とAIに指示すれば、それらしい画像がすぐに完成する。
実際にゲーム制作を始めるまでは、そんなふうに考えていました。
しかし、実際にAIを使ってホラーゲームの画像を作ってみると、思っていたよりもずっと大変でした。
特に無料版のAIを使っていたこともあり、画像生成の回数制限が大きな壁になりました。
今回は、実際にAIを使ってゲームの画像を作ってみて感じたことを書いてみます。
AIなら簡単にゲームの背景を作れると思っていた
今回、私が作ったのは短編ホラーノベルゲームです。
ゲームの制作には、当然ながら背景画像が必要になります。
最初は、
「AIにお願いすれば、ゲームに使える画像をすぐ作れるだろう」
くらいに考えていました。
例えば、
- 夜の部屋
- 古い旅館
- 廊下
- 不気味な部屋
- 水が滴っている場所
など、必要な場面をAIに伝えて画像を生成してもらいました。
ところが、実際にやってみると、なかなか思った通りの画像になりません。
「ちょっと違う」が何度も続く
AIが作った画像は、決して使えないものばかりではありませんでした。
むしろ、
「これはこれで結構すごい」
と思う画像が出てくることもあります。
ただ、ゲームに使おうとすると問題が出てきます。
例えば、
「もう少し暗くしたい」
「人物はいらない」
「もっと古びた感じにしたい」
「構図を変えたい」
「この部分だけ違うものにしたい」
といった細かい修正が必要になります。
そして、こちらが具体的に指示したつもりでも、AIが完全にその通りに理解してくれるとは限りません。
「そこじゃないんだけど……」
と思うような部分が変わってしまうこともありました。
無料版AIの回数制限が想像以上に大きかった
そして、今回特に大変だったのが無料版AIの回数制限です。
私は今回のゲーム制作で、できるだけお金をかけずにゲームを完成させようと考えていました。
そのため、AIについても無料版を中心に利用しました。
ところが、画像生成には利用回数の制限があります。
「もう一回だけ試してみよう」
と思っても、その日に使える回数を使い切ってしまっている。
そうなると、次に画像を生成できるまで待つ必要があります。
その結果、
たった1枚の画像を完成させるのに、2~3日かかることもありました。
最初から完成形が出てくれば問題ありません。
しかし実際には、
「少し違う」
↓
「もう一度生成」
↓
「また違う」
↓
「修正して再生成したい」
↓
「今日はもう生成できない」
ということが何度もありました。
画像そのものを作る時間よりも、次の生成ができるようになるのを待つ時間のほうが長い。
これは、実際に使ってみるまで想像していなかったことでした。
AI画像生成は「一発で完成」ではなかった
今回の経験で一番感じたのは、
AI画像生成=一度指示すれば完成
ではないということです。
むしろ、
指示する
↓
画像を見る
↓
「ここが違う」と気づく
↓
指示を修正する
↓
再生成する
という作業の繰り返しでした。
そして無料版の場合、この「再生成」に回数制限があります。
そのため、ゲーム制作のように「この場面にはこういう画像が必要」という明確な目的がある場合、思った以上に時間がかかりました。
それでもAI画像生成を使ってよかった
ここまで書くと、AI画像生成は大変だっただけのように見えるかもしれません。
しかし、私は使ってみて良かったと思っています。
何より、自分で絵を描くことができなくても、ゲームに必要な画像を用意できたからです。
私は本格的なイラストを描けるわけではありません。
それでも、
「こういう雰囲気の場所にしたい」
というイメージをAIに伝えることで、ゲームに使える画像を作ることができました。
AIがなければ、今回のゲーム制作そのものを諦めていた可能性もあります。
無料版AIだからこそ分かったこと
今回、無料版AIを使ってゲームを作ったことで、
「無料だから簡単に作れる」というわけではない
ということも分かりました。
お金をかけない代わりに、
- 利用回数の制限
- 生成を待つ時間
- 何度も指示を修正する手間
- 思った通りの結果にならない問題
などがありました。
特に画像については、**「あと1回だけ生成できれば理想に近づけられるのに」**と思う場面もありました。
それでも、無料版だけで実際にゲームを完成させられたことは、自分にとって大きな経験になりました。
次は有料版AIでも試してみたい
今回のゲーム制作を通して、私は一つ気になることが出てきました。
「もし有料版のAIを使っていたら、もっと早くゲームを完成させられたのだろうか?」
ということです。
無料版では画像生成の回数制限があり、1枚の画像を完成させるだけでも2~3日かかることがありました。
では、有料版ならどうなるのか。
画像生成だけではなく、
- シナリオ制作
- プログラム
- デバッグ
- 画像制作
- AIとのやり取り
など、ゲーム制作全体でどれくらい違いが出るのかも気になります。
そこで次回以降は、無料版AIと有料版AIを実際のゲーム制作で比較してみたいと思っています。
単純に「有料版のほうが高性能です」と紹介するのではなく、実際にゲームを作って、
制作時間や使いやすさ、生成結果、修正のしやすさなどを比較してみる
つもりです。
まとめ
今回、初めてAI画像生成をゲーム制作に使ってみて分かったのは、AIは非常に便利な一方で、必ずしも一発で理想の画像を作ってくれるわけではないということでした。
特に無料版では生成回数の制限があるため、何度も試行錯誤することが難しく、私の場合は1枚の画像を作るのに2~3日かかったこともありました。
それでも、AIを使うことで、自分一人では作れなかったゲームの背景画像を用意することができました。
「AIなら全部自動でゲームが作れる」と思っている人には、意外に感じるかもしれません。
実際に使ってみると、AIに任せるだけではなく、人間側が何度も考えて、指示して、修正する作業も必要でした。
今回の経験も含めて、これからも実際にAIを使って、ゲーム制作やブログ制作などを試していきたいと思います。

↑アングラちゃんの生成も二回目でやっとこの仕上がり…無料版をつかうのであれば、データのこまめな保存が必要です。できれば有料版をつかうのがおススメ。

コメント