はじめに
今回の記事では、オリジナルキャラクター「アングラちゃん」をどのようにしてAIで形にしていったのか、その試行錯誤の過程をまとめます。
最初はざっくりとしたイメージからスタートし、細かな修正を積み重ねることで、最終的に納得のいくビジュアルに近づけていきました。
最初のプロンプトと方向性
初期段階では、かなりシンプルな指示からスタートしました。
- ワイシャツを着ている
- 教鞭を持っている
- PCの前に座っている
- こちらを見ている
この時点では、「雰囲気」や「構図」は出せても、キャラクターの個性はほとんど反映されていませんでした。
さらに、意図しない要素(角や長い耳など)が生成されてしまい、イメージとのズレが大きい状態でした。
キャラクター設定の明確化
そこでまず行ったのが、「アングラちゃんとは何か」を言語化することでした。
- antigravity(反重力)をイメージ
- 長い髪
- 髪色と目の色は紫
- 黒ぶち眼鏡
- ワイシャツ+黒パンツ(第一ボタンのみ開ける)
このようにキャラクターの核となる設定を固定したことで、生成結果のブレが一気に減りました。
修正の積み重ね
その後は細部の調整を繰り返していきます。
① 不要要素の排除
- 角 → 削除
- エルフ耳 → 削除
→ 「人間ベースのキャラ」に修正
② 服装のニュアンス調整
- 胸元が開きすぎ → 控えめに修正
- ワイシャツの清潔感を強調
→ キャラの印象が「大人っぽい×知的」に安定
③ 画風の方向性合わせ
参考画像をもとに、以下の要素を追加:
- 近未来・デジタル感
- 紫系の発光表現
- 鮮やかでコントラスト強めの塗り
→ 「antigravityらしさ」が視覚的に強化
④ 構図・用途への最適化
アイキャッチ画像として再設計:
- 正方形(1:1)
- キャラは右配置
- 左にテキスト
- 視認性の高い配色
→ 実用性のあるビジュアルに進化
⑤ 仕上げ調整
- 白い縁取りでアイキャッチ強化
- テキストの文字化け修正
→ 完成度をさらに引き上げ
ChatGPTの画像生成についての評価
今回、複数のAIで同様のプロンプトを試しましたが、
最も再現性が高く、修正の意図を汲み取ってくれたのはChatGPTでした。
特に優れていると感じた点:
- 修正指示への追従性が高い
- キャラの一貫性を保ちやすい
- 段階的なブラッシュアップがしやすい
「一発で完璧」ではなく、対話しながら完成度を上げていくのに向いていると感じました。
プロンプト設計に関する私見
今回の制作を通して強く感じたのは、
プロンプトは一度で完成させるものではなく、
AIと一緒に育てていくもの
ということです。
最初から完璧な指示を書くのではなく、
- 出してみる
- 違和感を言語化する
- 修正する
このサイクルを回すことで、精度がどんどん上がっていきます。
特に重要だったのは:
- 「何が違うか」を具体的に言う
- 「どうしたいか」を細かく伝える
この2点でした。
まとめ
アングラちゃんは、単なる画像生成ではなく、
対話と調整の積み重ねで完成したキャラクターです。
AIは魔法のツールではなく、
「一緒に作るパートナー」だと実感しました。
これからもプロンプトを磨きながら、
さらに完成度の高い表現を目指していきたいと思います。



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